フィールドノート
夜行列車

チェンマイへと夜行列車で向かう。途中ドンムーアン空港駅でBRJを去り実家に帰ったKhun Noiと短い、ほんの1分ほどの再会。興奮して泣き出した彼女が差し出したのは、干し肉の包み。BRJの子供たちに食べさせてくれと言う。 […]

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タイのクリスマス

東京の知人から突然の電話。東京で初雪が降ったそう。突然の雪に驚いた知人もだが、突然の電話に僕も驚く。でも、タイのような季節の変化が少ない場所にいると、こういう季節の変化がとても羨ましい。無論、実際はこのタイでも着実に四季 […]

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青森から友人が来る

久しぶりのチュラロンコン大学。大学で必要な書類を書いてもらい、チェンマイへの引っ越しの手続きをちゃくちゃくとこなす。しばらくは僕の机をキープしたまま、北へ行ってもよいとの許可をもらう。必要ない本はしばらくは、大学において […]

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寝台列車

寝台列車は、これまた「いつものとおり」予定の到着時刻ははるかに2時間越えているにも関わらず、まだバンコクのはるか手前のナコーンサワンを通過中。 ベッドを畳んでもらい、朝日に輝く緑の田圃を望む。水面に映える、という言葉がま […]

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チェンマイの研究環境が整う

懸念されていたことが一挙に決まっていく。一つは購入予定の車が陸運のプレートをもらえたこと、そしてチェンマイ市内にアパートを借りることができたこと。今度は2,500バーツ(約7,500円)で、なんとプール付きのコンドミニア […]

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チェンマイ日本語礼拝

チェンマイ日本語礼拝のクリスマス会。山から降りてきて参加。ヤオ族の村に入っているA牧師と知り合いになる。すでにカレン族のコミュニティに入っているO先生、とヤオ、カレン、そしてモンと山地民族の言語に堪能な日本人が集うまれな […]

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BRJでの日本食ディナー

自室にこもりコンピュータに向かう毎日が続く。さすがに、BRJ以外の味付けが恋しくなる。そんな中バンコクからMさんが来チェンマイ。助っ人の力を借りて恒例となったBRJでの日本食ディナーを開催。今日のメニューは、豚汁と鳥の台 […]

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タイの大学図書館

相変わらずの雨の中、チェンマイ大学図書館に資料検索に向かう。お供は当然Jornadaで、つじあやのを聴きつつOPACを引きながら細々と入力。とにかく、ヒットする文献が多すぎるため、あとは直接当たっていって、絞って行くしか […]

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ヴィックス・ヴェポラップ

2日連続の雨。明け方16度、日中25度という、タイにしては寒い気温のせいで、熱を出し倒れる子供達が続出。バンコクで買ってきたヴィックス・ヴェポラップを子供達のおなかと背中に刷り込む。 塗り薬を塗りながら、子供達の体に触れ […]

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リアル『メリーに首ったけ』

夕食後、BRJの子供達と火を囲みながら、餅米をココナッツミルクで作ったお菓子カオ・ラームを作る。イサーン(タイ東北部)のお菓子で、いつもはバンコク市内で食べるだけだったのだが、まさか自分で作るようになるとは思わなかった。 […]

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ロイグラトーン

ロイグラトーンというタイのお祭りの3日目。満月の日に、バナナの幹を輪切りにして作った灯籠(ロイグラトーン)を川に流す。チェンマイでは特にイーペン(北部の言葉で12月を指す)と言い、市・県・街をあげてイベントが開かれる。 […]

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モン族の名前をもらう

チェンマイ市内で開かれたモン族のパーティーに行く。そこで、モン族の名前をもらう。その名も「センス」。なんだか自分が扇子になったみたいでちょい照れるが、そういえば、Pa KhlangでもHuai Nam Jaangでもみな […]

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研究で悩む

4輪駆動のトラックで山道に揺れること5時間。まさに「道なき道」を進んで、やっと調査地にH村に到着。これから、ここで毎日過ごすんだー、と感慨深く周囲を見渡す。 一言で言えば「貧しい」村で他に形容しようがない。年収は、上下の […]

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チェンマイ到着

早朝チェンマイに到着。卵入りのジョーク(タイ風のお米をすりつぶしたお粥)とタオフー(豆乳)を食べて、バーンサバーイへ。前日、寝る直前まで、となりのベッドがうるさく、ほとんど眠れなかったため、バーンサバーイでやったことと言 […]

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寝台特急で鯨飲

再びチェンマイに移動するために、寝台特急に乗る。1年前に寝台列車に乗ったときは、そのあまりのみすぼらしさにかなり引いたのだが、エアコン付きの車両をチョイスするだけで、こんなに快適な車両になるとは思わなかった。これなら青森 […]

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ハンドヘルド再び

半ば死んでいたJornadaに電源をいれ、使える状態にまでもってくる。赤外線ポートが死んでしまっているという、初期不良に気づくことなくタイに持ってきたために、ネットワーク経由でないと使えないという、モバイル機器としては半 […]

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チェンマイに移動する

モン族の村に移動するための準備。各種薬を購入し、体温計なども購入。チェンマイ市内でもこれらのものは当然入手可能なのだが、とにかく、今できることをやっておこうと、がんばってみる。また、知り合いの薦めで「虫下し」という、もは […]

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ネコと過ごす

アパート裏の通りに子猫が生まれたようだ。僕がチェンマイに行っている間のことらしい。モスリム集落のネコの多くに、勝手に名前を付けているのだが、どうも「トウフ」と、勝手に呼んでいたネコに生まれたらしい。これまた勝手に「豆乳」 […]

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友人を見送る

夕方、チェンマイ駅にてノイを見送る。さすがに子供達の多くは、昼過ぎまで起きてこない。僕はと言うと、ダウンした(踊り疲れた)スタッフの変わりに市場へのトラックの運転。夕刻が近づくに連れて、子供達はみなしんみりとしてくる。出 […]

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ギター弾き語り

BRJのスタッフのノイが明日バンコクに戻る。タイ研究者なら誰でも知っている「屋敷地共有集団」の末娘である彼女は、お兄さんの変わりに家を継がなくてはならなくなったために、バンコクに帰ることになった。各スタッフとそろって「一 […]

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