レタスと村と
早朝からひる近くまで村長さんのお宅でレタスの出荷のお手伝い。トラックいっぱいのレタスを3人がかりでパッキング。グリーンボールなのだけれど日本のとはまた種類が違うのだろうか、キューピーマヨネーズのCMに出てくるような色・形がととのったレタスにはなかなかお目にかかれない。それでも、形のいいレタスが集荷かごの中から出てくるたびについつい感嘆の声をあげてしまう。朝露に濡れたレタスのみずみずしい香りが集荷場に漂い、至福のひとときを過ごす。
作業ののち、ひたすら村回り。新年度が始まった小学校・中学校の学生数調査と、学業を途中で放棄しなくてはならなかった学生達の調査。学校を辞める理由は様々で、経済的な理由もあれば、低年齢での婚姻が行われるモン族では昨年度3人の女の子が学校を辞めて結婚した。この話のポイントは新郎の方は学校に通っていることで、少々理不尽な感も否めない。
4村の小学校を回り、今日もYinさんの家へ。村を降りる挨拶をする。そしてまたH村へともどり、村長さんの家でレタスの集荷のお手伝い。レタスの選別作業はこの村に来てから身につけた技術の一つだが・・・職探しにはまったく役立たないなぁと思ったり。
明日山を降りる。