センシュウ・センシュー・センシュをめぐって
2004/5/14@Bangkok
昨日 バイオ関係の友人から一通のメールが届いた。
「センシュー科学ってしってっか?」
何のことだろうと思い、いそいそとブラウザでチェックするとたしかに(株)センシュー科学というのがあった。
こんなに人様のお役に立っているセンシューもいたのか、と目から鱗だ。というのも「センシュウ」という名前はまず一般的ではないので、そうちまたにあふれていることもないだろうと考えていた。が、Webでサーチしてみたところ、他にもいくつか「センシュウ、センシュー、センシュ」と名の付くものがちまたにあることがわかった。
専修大学(センシュウダイガク)、千趣会(センシュカイ)はいうまでもなく、株式会社センシュー、芝居小屋千秋座など。このほかにもHPのない企業もあるのですべてを書き出すことはしないが、結構あることがわかった。
しかし、今回の「センシュウ、センシュー、センシュ」さがしの中で傑作だったのはセンシュちゃんとウオットちゃんという童話であった。
工藤ノリコさんが書いている絵本で、実にシリーズは8作まで発行されている。解説には「センシュちゃんはちょっぴりよくばりでとってもくいしんぼう」ウオットちゃんやマウスたちとなかよくくらしています。いっぱいあそんだそのあとのきょうのごちそうはなにかな。仲間たちとの楽しくてちょっぴりせつない5編のお話。 」
ということだそうだ。っていうか、まるでオバケのQ太郎なんですけれど・・・。本当に「ちょっぴりよくばりでとってもくいしんぼう」なところのある現実のセンシュウとしては苦笑い。しかも書評には「ちょっとヒネた絵がよいのだ」というタイトルで以下の文章が。
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「おひさま」という小学館の読み聞かせ幼児雑誌には変なおはなしが登場することが多い。それでも、この「センシュちゃんと〜」が掲載されたときは、その絵を見て、「今風キャラクターものすぎる。子供にはまだ馴染ませたくないなあ」と思った。
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またamazon.comの書評では
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センシュちゃん最高!, 2004/03/16
レビュアー: みずばしょう
子供達が最近、おひさまの中でセンシュちゃんにハマってしまい、検索したら 本が出ていたので早速購入しました。 センシュちゃん、はっきりいってかなり自分勝手な子供なんですけど、とっても憎めないキャラクターです。 そしてウオットちゃん達はとっても良い子ちゃん。 話の内容もいつも可笑しくてつい笑ってしまいます。 子供も「一人で食べちゃってダメだよね〜」とウチの子には心を惹きつけるキャラクターのようです。
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えっと、、、こっちのセンシュウは泣いていいですか?(T-T)
これとは別に「千周」という名前を持たれる方も結構いるようだ。ネットで検索しただけでも10人そこそこいらっしゃるようで、私以外にも学会で発表されている「千周」さんもいれば、絵のコンクールで入賞した「千周」さんも、陸上競技の得意な「千周」さんもいらっしゃるようだ。ただ「センシュウ」と発音する人は現在のところ確認できていない。
個人のお名前をこのページで紹介するのは気が引けるので、HPをお持ちの方関係であげるとあさ寝坊という北海道の民宿を経営されているご夫婦の長女さんが「千周」さんだそうです。次回、北海道に行った際は、必ず立ち寄らせて頂きます。
というわけで、ネット上のいろいろなセンシュウ、センシュー、センシュ、「千周」を概観してみた。こんなことをつらつらと書いている分、一番しょうもない「千周」はぼくなんだろうなぁ、と思う「千周(センシュウ)」でした。
ちなみになぜかとなりの人が「この郵便物間違えてうちに届いていた」と、包みを持ってきてくれた。一足早いプレゼントで、感謝しながらついついビールを買いに行き、鯨飲する。ありがとう。