清水雅彦(2024)『憲法入門 法・歴史・社会をつなぐ』

体調不良で大学に顔を出せない時間が長かったため、書籍を読むスピードが落ちていることを実感する。せっかくご恵投いただいた書籍のご紹介が遅れてしまった。誠に申し訳ない。
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日本体育大学の清水先生から、以下の本をご恵投いただきました。
清水雅彦(2024)『憲法入門 法・歴史・社会をつなぐ』大月書店。
清水先生の本は、週刊読書人の『2023年上半期の三冊』にも紹介させていただいたのですが、導入がとても上手く、一憲法教員として、「このような順番で説明すれば学生も理解が進むのか」と、ほうほうと頷きながら読みました。
僕自身が憲法を教える立場に立ち、法学部の所属ではない学生に教える時にどのような順番でどのように教えればよいのか、悩んでいたこともありました。残念ですが、大学の教養教育では日本国憲法は必須ではなく、選択科目として教職を目指す学生がかろうじて受講するという感じでしょうか。自発的に学ぼうとする学生の少ない科目をどう教えるか、というのはなかなか難儀です。
この書籍のサブタイトルには「大学生の学びをつくる」とありますが、清水先生の前著『憲法改正と戦争 52の論点』と同じく、一般の方にとってもわかりやすい内容になっています。所々登場する清水先生の見解も非常に面白く(=Intersting)、特に101-102ページの警察に関する記述などは、ぜひご覧いただければと思います。