「しろたん」を愛でるオッサンの話

近くのビルに入っている「しろたん」カフェが気になってしょうがない。

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現在住んでいるソイには、カトリック系の有名女子校があり、その学生をターゲットにして経営されているようだ。だがオッサンが一人で入るのにも問題があると思ってずっと遠慮している。

最近はこういう無垢なキャラクターを見ると、その背後にあるビジネスモデルとか、利益率とか、そういうことを考える自分の心のどす黒さに気付いてしまい悲しくなる。

バンコクの空は青く透き通っており、しろたんの笑顔はわたくしの「もふもふ」欲を刺激する。だが、キャラクターの「しろたん」の無垢さを前にして、わたくしの「オッサン」のどす黒い心は恥じ入るばかりである。つくづく、子どもと動物を前面に出したビジネスはずるいなぁ、と思う。

今にこういうビジネスは、わたくしのような心に闇を持つ多くの人間を排除してしまい、ビジネスモデルとして成り立たなくなるのではないか、とか思う。

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・・・というようなことを記載していたところ、ツマからの誕生日プレゼントで冒頭の写真のぬいぐるみをもらう。しろたんカフェでの一件をツマなりに気遣ってくれたらしい。

公の場でははしゃげないので、自宅で溺愛中。モフモフである。

バンコクに来たら少しは楽になるかと思っていた仕事もまったくもってハードであることに変わりはなく、心はかなり疲れ気味。へこたれそうな毎日が続き、これで少しはわたくしのどす黒い心も清くなってくれればよいのに、と祈るのであった。