バレンタインデー

ほしい資料があって日吉キャンパスのメディアセンターに向かう。が、なんと今日から入試とのことで、メディアセンターはしばらく閉館とのこと。今日中に返却しなくてはならない書籍もあって(慶應のメディアセンターは、一日延滞するたびに10円加算される)、開館しているメディアセンターへと向かうために理工学部のある矢上キャンパスに足を踏み入れる。

初めて訪れる矢上キャンパスは日吉から丘を越えたところにある。メディアセンターもなかなかいい作りだったのだが、他学部生は基本的には使用できないとのこと。残念。

三田のメディアも使えないということなので、しばらく勉強場所に困ることになるなぁ。嗚呼。

そんなわけで、矢上からそのまま帰宅して、自宅で学習。会社からいろいろと指示された項目があり、それにおわれっぱなしで入社まで行きそうな感じ(T-T)。な、泣いてもいいですか・・・。

そんな会社から言われた指示のうち一つに「TOEICの受験」というのもあって、ひさしぶりにTOEICの参考書を手に取る。4年前にペーパーベースのTOEFLのスコアがTOEICのスコアを上回るという快挙(むろん愚挙です)をしでかしたことがあり、どうもTOEICとはソリがあわない[注:当然ですが現在はTOEICのスコアのほうがTOEFLよりもはるかに上になっています]。学生だったら「TOEFLうけてますからから」とか言えたのだが、そうもいかない。あきらめてテキストに手を伸ばすも、なかなかノらない。

そこで、ひさしぶりの英語のリズムになれるために、英語のCDをMP3プレイヤーにコピーして多摩川を散策する。リハビリと英語のヒアリングを兼ねることができて一石二鳥だ。英語の発音に会わせて歩きつづけ、気がつくと5キロも歩いていた。すでに暗闇にしずむ多摩川の対岸は自動車のライトが流れていく時間で、今日は夕飯の用意を何もしていなかったことに気づく。

多摩川から部屋へと戻る際、スーパーに立ち寄る。そこで老年のご夫婦がバレンタインチョコをカゴに入れるのを見てしまう。奥さんの方が夫に「このチョコでいいんですか」なんて尋ねると夫がぼそっと「ああ、それでいいよ」ってやりとりをしていてこちらもほのぼのとした気持ちになった。

今年いただいたチョコレートは教え子さんからいただいた2個だった。が、これにはわけがある。関西系の人が多い僕の周囲の人たちは、「こんな変なバレンタイン便乗商法やってた」と、4年前の海苔の佃煮に続き、ラーメンのセットとか、肉まんとか、まんじゅうとか、鰯ハンバーグとか「ネタ」として送ってくる。ちなみに(これはリクエストでもあったのだけれど)歩数計などもいただく。だれも「バレンタインをネタにボケて」と、笑点のお題をだしているわけじゃないんだから。嗚呼なんで僕の周りには、「隙あらばボケよう」という人が多いんだろう・・・(T-T)今年の反省として、日記に「海苔の佃煮をもらった」などと書くものではないのだと自己嫌悪。

・・・でももちろん「ありがとう」です。このページになんか愚痴っちゃっていたので心配かけてしまったことを反省します。ただただ感謝します。

でも・・・でも・・・もらっておいてなんですが、そろそろ僕に本命のチョコをあげようという人はでてきてくれませんか(T-T)。