P検準1級受験顛末記

急に思い立ちP検(パソコン検定)を受けることに。2級はすでに取得しているので、今回は準1級への挑戦。なぜこの時期にこの資格を・・・ということを説明すると長くなるので、「腕試しに」という程度のことだと思っていて下さい。
さて、受験料8,000円というこの試験だが、実は参考書などの類が一切ない恐ろしい試験である。P検2級までは解説本も多数販売されているのだが準1級と1級は解説本のたぐいがない。公式HPを見ても簡単なサンプル問題が掲載されている以外まったく情報がない。もちろんGoogleで検索もすれば、各種情報ソースにあたってもみたがそれでも見つからない。
そんなわけで、公式HPの簡単なサンプル問題から判断して国家資格の情報セキュアドや上級シスアド程度の知識でなんとかなりそうな感じだと判断。上京前に試験会場(オンラインで受験)に連絡して登録し、今回の上京の際にも上級シスアドの書籍なども携帯する。・・・が、先の日記に書いたとおり「遊びほうけて」いたため1頁も開くことなく、せいぜいオンラインゲームのようなサンプル問題(<あとあとわかったのですが、これとても重要です。今後受験する人は必ずやっておいて下さい。)をする程度。
そして当日になり、「まぁ上級シスアドぐらいもっていればなんとかなるか」という楽観的な考えで試験開始2時間前にマクドナルドで上級シスアドのテキストを詰め込む。
試験会場であれれれと修了。その場で合格がわかる。

受験料の8,000円がムダにならずにほっとする。阪神ファンの僕だが宮崎観光ホテル裏のジャイアンツ御用達『重乃井うどん』にて軽くお祝い。ほっほっほ。

結論から言うと「上級シスアド程度の知識があれば、まったく問題ないレベルです」ってことで。
嬉しいといえば嬉しいのだが、2時間の勉強で取得できたことを考えるとあまりありがたみがない。要はこの試験の独自性がないのだ。上述したように上級シスアド試験と大して変わりない。まぁあえていえば簡単ということだけで。
次は受験料10,000円の1級だが、、、どうしようかなぁ。とにかく準一級の合格証書がきてから考えよう。

感覚的にだが、P検の難易度と社会的評価は英検に対する感覚と似ていると思う。英検準一級ならまぁまぁ使えるという感じで、英検1級なら「そんなに必要ないかなぁ」という感じだろうか。P検も1級を持っていても「そこまで必要ないんじゃないだろうか」という感じがする。英語ぺらぺらな友人はたくさんいるが、「別に英検1級なんかとらなくても」という感じで「むしろTOEIC/TOEFLでしょ」と返ってくる。
P検の位置づけも微妙だ。就職する学生さんがP検1級を持っていたとして、それを企業面接で「P検1級持っています」とアピールしたところで、どれだけの効果があるだろうか。この資格を学生さんに勧めて良いのか悩むところだ。