『週刊読書人 10/20号』に当方が書いた書評が掲載されます。
1966年、静岡県で一家4人が殺害された袴田事件発生から本年で57年となる。容疑者として逮捕された袴田巌さんには、1968年第一審の静岡地裁で死刑判決が下り、1980年には最高裁で死刑が確定する。冤罪と言われ、現在再審中の本事件の死刑判決を書いた主任裁判官が本書で取り上げられている熊本典道である。熊本は高橋伴明監督『BOX袴田事件』のモデルとなった人物である(現在はもろもろの事情でこの映画自体を視聴できない)。
法学の方にご紹介いただければ幸いです。