H村へ

徹夜の仕事を終えて、朝一番の便でチェンマイへ。ターペー門でサムーン郡役所のTheraさんと待ち合わせて、それから少しミーテング。今度やってくるNGOの受け入れ態勢について調整。いろいろと問題が累積していて、二人して頭を抱える。

それからH村へと移動。3時間バスに揺られ、それから1時間30分の徒歩(というより登山)。いろんな人に頼まれた荷物が肩にずっしりと重い。次回はごっつい登山靴を買ってくることを誓う。

さて、そうしてやっとたどり着いたH村なのだが、ABAC(アサンプション大学)の学生がやってきて、ボランティアで学校の施設を作っていた。その心意気は褒めようとは思うものの、とにかくやかましい。この時期のタイの大学では、新入生の歓迎会のためにキャンパスのあちらこちらで太鼓を叩いて、歌を歌うのだが、ここでもまさかそれを聞くことになろうとは。しかも、朝の3時過ぎまで続くだなんて・・・・。

日本からやってくるNGOやスタディツアーでも、こういうことはままあって、『思い出作り/ボランティアに来てる』という感覚が、傍若無人な振る舞いを行わせてしまう。実は昼にTheraさんと話をしていたのも同じような話題。村人は早朝5時から仕事なのだが、学校施設を作ってもらっているという手前、怒ることもできない。学校に最も近いところに住んでいるNun君も僕の住む建物に避難。

おまけに、以前村においていったはずの青の寝袋、毛布が盗まれているというハプニングも発生していた。・・・板間に何も引かず横になる。