ATMのトラブルとか研究計画とか

大学でお金を下ろそうと思っていたら、某銀行のタイのATM(キャッシュディスペンサー)が直前でフリーズ。OSはWindowsで、こういう形で固まるのはなんとも恐ろしい。お金を下ろす途中でなくてよかったと一安心。CEとかの組み込み系OSだとは思うのですが、Windowsをあまり信用していないので、少し不安です。

さて、このようなトラブルを抱えながらも、現在TNIで関わっている「タイにおける日本からの技術移転」に関する共同研究のプロット書きに追われています。
おおまかにいうと、日本からの技術移転がタイで行われる方法として、そのパスで言うならばおおまかに以下のように考えられます。(あくまでもおおざっぱな類型)
・企業間の技術移転
・ヒューマンリソースによる技術移転
・日本国内への留学/日本人(または日本の技術移転を目的をした教育機関)の教育者による公的教育による技術移転
こういった「技術移転のパス」の類型化とそれらの特性については、深入りすることなく、ある程度先行研究が出されているのでそれらのフォローを終えてさらっと終える予定です。
むしろ、「こうした技術移転のパスが成り立つためにどのようなリテラシーがそこに必要となるのか」、というのが今回の共同研究の中心になります。
これも無理矢理まとめるとしたら
「技術移転の場と形式はともかくとして、それらのそれぞれのケースにおいて有効となる手段(リテラシー)とは何か」
というような問いでしょうか。ハートが言うような「第二次ルール」が技術移転の際にあるとするならば、どのようなものか、というのが今回の問いです。
あせらずボチボチとやってまいります。
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なおこれまでの山地民研究とはまったく違う分野に関わるようになり、日々の業務に追われて、今回の滞在の中でチェンマイに行くのは1回あるかないか、というぐらいになりそうです。チェンマイのおかあさん、ごめんなさい。