映画備忘録 7月-8月

忘れないように。キーワードは自分用で、他の方がみてもさっぱりわからないかもしれません。

・ユースフル・ゴースト ☆☆
https://sundae-films.com/useful-ghost/
ピー、タイ
カンヌ出品作品とのこと。カメラワークやオチがいかにもタイ映画だった。あとお化けのメイクとかも。LGBTQX等の様々な問題を含みつつ作成されているのだが、、、これは評価が難しいと思いました。

・カウントベイシー ☆☆
https://www.du-cinema.com/count-basie
麻薬、ギャンブル依存、JAZZ、アメリカ
カウントベイシーの娘の話など知らないことが多かった。

・ヒトラーの毒味役 ☆☆☆
https://unpfilm.com/dokumi/
ジェンダー、ナチス
原作はイタリア語で、ドイツで映画化。ヒトラーが毒味役を用意していたというのは戦後しばらくするまで明らかではなかったとのこと。毒味役を任命された女性達の苦悩は、ユダヤ人虐殺同様に「誰か」を守るために、「その他の誰か」を犠牲にしても良いという選民思想の表れだ。学生に勧めたい。

・左利きの少女 ☆☆☆
https://cinema.starcat.co.jp/left-handed-girl/
ジェンダー、輔仁大学、台湾
台湾映画あなどれない。監督のトークセッションにも参加したのだが、iPhoneで撮影しているというのも驚いた。オチはなかなかここに書いてはいけないと思うのだが「叔父だと思った」。主人公の子役の演技も良かった。左手を切り落とそうとするシーンは必要だったのだろうかとも思ったが。学生に勧めたい。

・白パンと独裁者 ☆☆
https://www.bitters.co.jp/shiropan/
ナチス、ドイツ
視点や登場人物は異なるけれど、『この世界の片隅で』のドイツ版とでも言うべきか。

・バグダッド・メッシ ☆
https://baghdad-messi.jp/
イラク
描きたいことやテーマは分かる。だが、、、この映画を批評すること自体がアレ名のだろうと思った。テーマはもちろん重要。でも、、、やめとく。

・叛逆のサウンドトラック ☆☆☆
http://hangyaku.onlyhearts.co.jp/
JAZZ、国連、ベルギー、コンゴ
今月の一番のヒットはこれ。初期の国連がいかにだらしなく、またベルギーがいかに酷いことをコンゴに対してしていたか知ることができた。映画の作り方も素晴らしい。コラージュによる一つの大きなストーリーの描き方は、推理ものの映画のよう。パンフレットもかなり素晴らしい。国際関係論を学ぶ学生に勧めたい。授業でも使おう。

・映画ちいかわ 人魚の島のひみつ ☆☆☆
https://chiikawa.toho-movie.jp/
見るつもりがなかったのだが、周囲の映画好きからのお勧めで視聴。大変に良かった。映画終了後に子どもたちが「意味分からない」と言っていたのが面白かった。この映画は子供向けの体をしているが、童話の奥に眠る残虐性などを示していて、世界のウラを見るための入門映画だと思った。「いつまでも絶えることなく友達でいよう」という劇中歌がストーリーをよくよく考えるとエグい。またエンドロール終了後の短い動画にはぞっとした。「報復」以外のなにものでもない。ガザやウクライナの惨劇をも連想させ、社会的な問題をも射程に入れた映画。仲間ウケを中心に据えた今年のワースト『ケロロ軍曹』との違いが明らか。なんなら東南アジアでの大学生闇アルバイトも暗示。学生にも勧めたい。

今住んでいる家のこともあるのだが、名古屋は本当に映画館に通いやすい。