「富山に伝わる三つの民謡」

昨日の演奏会は大きな事故はなく(小さい事故はあった・・・)無事に終了しました。

音域的にはバストロンボーンの中でも難しい音はなかったのですが、音の鳴らし方について多くの学びがありました。特に邦人作曲家の合唱曲作品を演奏すると日本語の言葉の強弱のどの部分とバックの演奏がかみ合い、また効果的にぶつけあうのか計算された作りに考えさせられました。自分のパートよりもヴィオラのパートが大変面白く、やはり多くのことを勉強させてもらいました。

そうした音楽的な事もですが、この土地で生活して行く中でこの土地の育んだ民謡に触れられたことには多くの恵みがありました。「こきりこ節」は音楽の教科書で知っていましたが、「むぎや」「おわら」は富山に来るまで出会うことのない民謡でした。もちろん、オケでの編曲は西洋音階に置き換えられているのですが、いくつになっても学びがあるということはありがたいことです。

20年ぶりの演奏ということで、仮に同じスパンで演奏する機会があったとすれば僕は70歳を超えています。そのときはさすがにトロンボーンを吹くことからも引退していると思います。富山に来て、このような機会にうまく出会えたことにも感謝です。

主の平和。

「富山に伝わる三つの民謡」歌い継ぐ 県民会館で演奏会、20年ぶりオーケストラと混声合唱|北日本新聞webunプラス

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