教会の淘汰
お盆休みの出勤。いろいろあって、この時期に採点。
今、日本中の大学で個人情報管理が大変厳しいことになっているため、学生の書いた答案を自宅に持って帰ることができない。個人情報保護の観点から言えば、それはそのとおりであるし、また自宅に戻ってまで仕事をするべきではないとも思うので異論はない。
とはいえ、250枚の文章を読んでコメントを書いてExcelファイルにまとめるのは相当に難儀。個人的にはやはり法学科目のテストは小論文形式で出題したいし、採点したい。
そんなわけで、お盆中にもかかわらず、まる二日登校して採点が終了。
さて、食欲が落ちていることもあって、最近の昼はプロテインだけだったり、またはとらなかったり。今日もあまり食欲はわかないのだが、採点が終わってハイ状態で大学近くのドラッグストアに出かける。そこで、ノンアルコールの冷えていないバドワイザーを発見。感心しながら購入。投薬の関係でアルコールが飲めない自分にはちょうどよいチョイスかもしれない。
さて、今日は教会関係のニュースが一つ。カトリック大阪教区と高松教区が合併するとのこと。
カトリック教会だけでなく、宗教コミュニティの縮小傾向は凄い勢いで進んでいて、この合併もそうした流れの一つ。名古屋教区もどれだけ持つだろう。一信徒として心配になる。
これはカトリック教会に限定した話ではない。吹奏楽関係者はよく知るように、立正佼正会が普門館を維持できなくなったのと同根だ。ベビーブームが支えたかつての巨大な宗教組織を、少なくなった信徒で支えることは難しい。
人口減で信者が減少し、多メディア化が進み宗教のコミュニティは多くの人々にとって現代では必要されなくなってきているのだろう。もちろん、そうした「宗教のない世界」を肯定するつもりもないが。
「神々」の淘汰が始まっているのだなと改めて思う。
・教皇、大阪教区と高松教区の統合を発表
https://www.cbcj.catholic.jp/2023/08/15/27521/?fbclid=IwAR3kVRqKQk_WuQiZcjuRxIaIUjuRrYV7Jn3w-eqLFACXx28RVuMNKz4OmPk