2020年の仕事納め

事務書類を夕方までかかってやっと終え、本日土曜日が仕事納めとなりました。明日からは、高専教員にはなかなか取ることのできない研究時間を設定し自身の研究を進めたいと思います。

高専の教員になって15年目になります。高専の教員になり、良かったと思う時、それに反するように高専教員になって悲しくなる時が多々あります。今年はそうした相対する感情を多く持つことになった年で、苦しんでいる学生たちの声を聞くのが大変辛いときもあり、またその一方でこの学生たちの声を聞けるのは自分しかいないのではないか、と思う時があった一年でした。

それは、自分の能力を過大評価しているのではありません。なんというか、僕がこれまで抱えていた問題と同じような問題を抱えていた学生と接する機会が多い1年でした。もちろん、僕がそれらの学生を救えたなどと思い上がっているつもりはありません。カウンセリングの基本ですが、教員は学生からの相談に答えを与える立場にいるのではなく、学生が答えを探し出すための手伝いをしているに過ぎないので。そういった意味では、学生の持つ問題解決能力や立ち上がろうという姿に僕自身が救われた1年でした。
彼らと接する私の方が、彼らの姿を見て自分の人生をやり直しているようなそんな感覚すらありました。

新型コロナウィルスの感染状況は、まだまだ収束の様子が見えず、むしろこれから困難なことが多く現れてくるような状況です。どうか来年は良い1年でありますように。僕のところに相談に来た学生たちから笑顔で報告が聞けますように。

主の平和。

都城工業高等専門学校准教授(法学)

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