釜山近代歴史館
釜山二日目は釜山大学校の社会科学部に顔を出し作業を行う。・・・が、13:00まで停電とのことで作業が全く進まないことになり、南浦洞にある釜山近代歴史館へと向かう。
この建物は東洋拓殖株式会社釜山支店として作られたもので、その後米国海外広報所の釜山文化院、米国領事館と米国の施設として使用されてきた。それが7年前に韓国に返還され、2年前から近代歴史館として使用されているのだという。
観覧後の感想としては、ただただ「おなかいっぱい」というもの。説明員の饒舌な男性が、「これでもか、これでもか、これでもか」と、説明を加える。日本から大学の教授がやってきたということで、いつもより熱が入っているらしい。もう少しゆっくり観たい、というのが本音なのだけれど、ここまで彼が熱く語らずにはいられない、ということだけはまぎれもない事実としてあるのだなぁと思う(こういうところは構築主義者なのです)。
事実があったかどうか、というよりも、「なぜ、彼がそういう語りをしたがるのか」ということが興味深かった。
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ちなみに今日の釜山もうだるような暑さが続いた。この男性の説明によりますます「暑く」なった喉を焼き肉とビール、C1という焼酎で潤す。
暑い暑い釜山は、釜の底のような暑さだった。