辞令交付

4月1日の今日、正式に辞令が交付された。さすがに国家公務員ということもあり、辞令交付式が私ともう一人の同期就職の先生のために開催され重々しい雰囲気の中で始まる。

公務員になるということも実感がわかないし、先生になるというのも実感がわかない。事務の方から「○○先生」と呼ばれても、自分のことだとわからずについ後ろを振り返ってしまう。

初任者研修のあった校舎から帰るとき空を見上げると雲ひとつない、さわやかな空だった。青く澄んだ空を眺めながら息をひとつく。ここにいていいのだろうか、という小さな不安は消えないけれど、それでもこんな空の下で生きていけるのならそれはとてもすばらしいことなのだろう。