事故

法曹関係の仕事をしている友人Kが事故った。

事務所を独立したばかりで、毎日体を酷使していたこともあって、へとへとだったのだという。
彼を必要としている人は多い。独り身の僕と異なり家族もいるKの命が助かったことはせめてもの救いで、何より情に厚く妥協をゆるさない人で正義の人だった。彼の言葉にどれだけ多くの人が励まされただろう。僕自信も昨年Kに助けて貰わなかったら、やるべきことを何一つできなかった。たくさんお世話になったこともあって、まだまだお礼をしなくちゃと思っていた矢先だったのに。

もう誰かが傷つくのは嫌だ。たとえそれが不慮の事故で避けられなかったとしっていても。

富山大学学術研究部教育研究推進系准教授

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