『サンボマスターは君に語りかける』

横浜駅周辺で時間をつぶす。このあいだ買ったウクレレ弦をLow-Gチューニングにしようと横浜のヤマハに向かう。レモンオイルやらクロスやら、おまけでいろいろ買ってくる。

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それでもまだまだ時間があまったので、CDを見て回っていたところ、たまたまサンボマスターのCD『サンボマスターは君に語りかける』に出会う。・・・試聴用CDプレイヤーでヘッドホン越しに届いたメロディーとリズムにやられてしまい即買。涙が出そうになる。
家に帰って、さっそくフルボリューム(ヘッドホンです)で流す。渋谷陽一氏のコメントもいかしているし、特にノーツの北沢夏音氏のコメントは賛辞で埋め尽くされている。このコメントを読んで、2000年から活動している彼らと出会っていた初期のファンが羨ましくなる。
そういったノーツを読み、そして実際に聴いてみて思うのだが、日本語が美しい。まぁ美意識は人それぞれだから、なんともいえないだろうけれど、一つ一つの言葉がちゃんと届いているのだ。「君に語りかける」なんてレベルじゃない。この人達、自分の為に自分に届くように歌っていて、優しいけれど思いパンチ(言葉)を心のひだに打ち込んでくる。「あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ」なんて曲などセールス的に言えば失敗だし、テレビにも乗らないし、ほとんどのMP3プレイヤーでは曲名すらすべて表示できないけれど、いい。