苦戦中

昨晩調子に乗って作ったイワシ料理に満腹感を覚え、そのまま布団に入り込む。だが、そんな逃避活動をしたところで仕事の山は減るはずもなく、朝3時に起床し学校に出かけて仕事をすることに。闇夜の星に背中を押されるようにして黄色のフィットで学校に向かう。

秋から徐々に深まっていくこの時期の寒さは「凛とした」と形容するにふさわしい寒さで、否が応でも気が引き締まる。きれいな空をしばしながめて研究室に入りそれから論文と格闘。なかなかうまくまとまらず苦戦中。

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日中に授業を3本終え野暮用のため都城市内を学生さんと一緒に回る。クリスタルの定演が終わった頃をみはからって今年の年末にちょっとした手術をうける予定でその準備。少しづつ変わりつつあり、コントロールのきかなくなってきている自身の体が情けない。

暁雲館(吹奏楽部の部室)に顔を出し、少しトロンボーンを吹いて少し落ち着く。部室の外に出て、ひたすらロングトーンを吹き続ける。その再び星が輝きだした空に自分の音が吸い込まれる風景は他の人から見たらどう見えるだろうと思う。そして「展覧会の絵」のビドロのコラールを思い出し、短音で悲しみを悲しみとして表現できるのも相当な表現力がいるのだろう、と思う。

明日が締め切り。論文は間に合うか・・・。