アップし忘れたネタ その1 2005年総括

2005年度が終わり、2006年ももう2週間が過ぎた。

改めて去年一年を振り返ってみると、大変よい一年であったと思う。

去年はとにかくよく泣いた一年だった。が、なによりもうれしい涙を流すことが多い一年だったのがよかった。

年明けから家庭教師の教え子の合格発表で泣き、友人の妹の結婚式で泣き、友人の結婚式で泣き、留学生が少ないお小遣いでかってきてくれたモンの衣装がうれしくて泣いた。

もちろん、就職が決まったときに泣いたこともあった。何もかも見放されたと思ったときに決まった就職先だったので、とにかく嬉しかった。

「悲しいとき」に涙が枯れることがあることはあったけれど、「嬉しいとき」も涙が枯れるのだなぁと知ることができた一年だった。

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年末、よく飲みにいく焼き鳥屋で裏メニューでオムライスを作ってもらった。チキンライスの上に中が半熟のとろとろのオムレツを載せたタイプのオムレツで、食べながらこれもまたつい泣いてしまった。

おいしいオムレツを食べたのってもうずいぶん前の話で、ふとオムレツを食べたときの幸せな気分を思い出して、なんか泣けてしょうがなかった。

口の中いっぱいの「うまうまのオムレツ」と、頭の中をかけめぐる「幸せなオムレツを食べた日々が戻らない」ことが悲しくてしょうがなくて、甘酸っぱいケチャップがしょっぱくてしょうがなく、顔はぐちゃぐちゃで泣いているんだけれど、おいしくておいしくて口の周りではにっこり笑みがこぼれてしまうようなそういうオムレツ。

つくづく俺は業のある人間だと思うのだが、うますぎるオムレツはもっともっと罪だなぁと思う。