たばこを吸わない人の「禁煙」ブック:説得の方法

アレン カー [Allen Carr]『 禁煙セラピー―読むだけで絶対やめられる』ムックセレクト

この本を読んで、禁煙に成功したという芸能人が多いらしい。僕が購入したときはオビが「今田耕司がこの本を読んでたばこをやめた」 だったのだが、以前書店で観たときは品川庄司の品川もやめたらしい。でもって、この本バカ売れなんだそうです。

特にたばこを吸わない僕としては、売れているという話を聞いても「ふうん」という感じで接していたのですが、 ある日ふと読んだ朝日新聞の書評欄で唐沢俊一先生が、好意的なコメントを寄せていたのを知り「よまなきゃ」となる。

唐沢先生の書評の要旨はというと、「たばこを吸う吸わない」、とかではなく、この本を読んで『たばこをやめた』 という人がたくさんいるという事実を踏まえ、「人を説得する方法」の一つとして読んでみたらどうだろう、というものだった。

確かにそのとおり。

加えて、僕自身は右手の調子が悪いこともあって、お医者さんから「お酒をやめてください」といわれているにもかかわらず、 現在も禁酒ができない。もし、この本を読んで「禁煙」のプロセス(納得の方法)が取得できれば、同じ考え方で、「禁酒」も、「禁甘いもの」 もできるのではないかと思ったのだ。(今気づいたのですが、同じ作者で『ダイエットセラピー』も発売されていました)

・・・で、結論なんですが、酒をやめられました。ええ、すっぱりとやめることができました。どぉ?読みたくないですか?

「自分で自分を説得する」というのは、アルノの本にもあるとおり、実は一番難しい。でも、 こういう考え方もあったのだとかなりスッキリ。