Yinさんのこと

板間に寝たため背が痛い。おまけに朝まで学生が騒いでいてよく眠れなかった。そんな絶不調のコンディションの中、お世話になっている村長さんのお宅でレタスの出荷のお手伝い。また隣村までバイクを走らせる。

モン族の同年代の中でもっとも親しいYinさんのところへ向かう。僕より一つ上で、彼はOBTという行政区の委員をしているなかなかのやり手。それには彼のお父さんが村長さんだった、ということとも若干関連してはいるのだが、この村での村長選、OBT選挙をみると、世襲的なものから徐々に実力主義に変わりつつあり、やはり実力が認められてのことだ。

村の経済状態を憂う彼の言葉に耳を傾け、彼のとっておきのウィスキーを[奥さんには内緒で]飲む。飲み出した頃から降ったスコールがやっと止み、空には受け月がぽっかりと浮かんでいる。Yinさん曰く、「月のグラスも空いたから、我々もグラスを空けて寝ることにしよう」とお開きに。なかなかの詩人で尊敬するところの多い友人。詩・美しい言葉というのは生活に深く根ざしていて、豊かな自然と日々接していることが彼にこういった言葉を語らせるのだなぁ。

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