「日本国憲法を学ぶ」終了

昨日をもって都城カトリック教会で開催していた「日本国憲法を学ぶ」というタイトルの連続講座を修了しました。

毎回約20名前後の方が参加してくださいましたが、いかんせん天気には好かれなかったようで、台風で1回中止になった他、昨日を含む7日中全5日が土砂降りの中で行われました。

参加していただいた皆様、有り難うございました。

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今日の政治状況の中、「憲法を学ぶ」ということについてその価値について再確認され、各地で勉強会が開催されています。観る人が観れば「時流に乗って」都城でも憲法の勉強会を開いたにすぎない、と思うかも知れませんが、そうではありません。「今日」という時代的文脈と関係なく、また自身の政治的立場はともかく、たとえばどの時代にも九九や漢字の書き取りを小学校で必修とするように憲法もそういう基礎的知識になるべきだと個人的には思っています(ちなみにドイツでは義務教育課程で憲法を学びます)。

「今日」という時代的文脈が憲法を学ぶ必要性を生み出すのだとしたら、「今日」という時代を過ぎ去った後、憲法はこれまで以上に「わけのわからないもの」として祭り上げられてしまいます。護憲派も改憲派もこのあたりは肝に銘じておくべき事だと思います。「憲法を語り続けること」そのための一歩にこの勉強会がなってくれればと思っています。

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そんなこんなの憲法の学習会も無事に終了です。参加していただいた皆様から、僕もまた多くの恵みを頂きました。次回は形を変えて10月以降に何かスタートしたいと思います。