難しい

短歌の師匠と五反田で飲む。就職の話、失恋の話などいろんなことを話す。

就職の話は普通にうけとめてもらい、素直に祝ってもらう。「キャリアを認めてもらって外資系の一流企業に勤めることになったのは、ある意味幸運だよ」と師匠からは客観的に告げられる。うん、確かにそのとおりで、右腕の障害がなければこういった企業に勤める機会などえられなかったろう。

また、前彼女を師匠に会わせたこともあり、別れの経過を説明したところ「人を恨むのはつらいよね」と言われる。確かにそのとおりで、傷つけられた経験を思い出すのがつらいし、大切だった人を悪く思わなくてはならないのが輪をかけてつらい。そしてそういう「許せない自分自身の存在」はもっとつらい。

とうに捨ててしまったはずで、それでもこびりついているような「良心」を、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、「許さない」ことで生きようとする自分はなんと不安定な存在なのだろうと思う。

優しくなりたいなぁ。生きることは難しい(T-T)。

なんて、酔って考えていたら眠れなくなり、明け方までOさんが渡してくれたエヴァンゲリオンのDVDを観て過ごす。ああ、久しぶりだなぁ。これはまるわ。朝までにTV版の8枚のDVDを観たおす。<勉強しろよ勉強。