モン族の名前をもらう

チェンマイ市内で開かれたモン族のパーティーに行く。そこで、モン族の名前をもらう。その名も「センス」。なんだか自分が扇子になったみたいでちょい照れるが、そういえば、Pa KhlangでもHuai Nam Jaangでもみなに「センス」「センス」と呼ばれていた。みな良い名前だ、と言ってくれるのはありがたいんで、当然「どういう意味?」と聞くと、「わからないけど良い名前」と。
そ、そんなあほうなぁ・・・

とつっこむ僕。でも、モン族には、「セン」と名前の付く人は多い。センファー、センルー、センジョー、と言う具合に。でも、それでも気になったので、自宅でモン語の辞書を引く。すると近い音として、センはseevで[to hold prolonged singing tone or voice, to sing, to make musical voice」。スはsuvで「warm」と書いてあった。「温かく歌う」とでも言えばいいのかな。なんかちょっと嬉しい。僕の声が書く文章がそういう「温かい歌声」として彼等の耳に届いたら嬉しいな。