雑感

あと何年生きることが出来るか、と考えながら今年も誕生日を過ごしました。悲観的になっているのではなく、30歳ぐらいからそう考えながら誕生日を過ごすようになりました。

人生のスケジュールは、ToDo管理やGoogleカレンダーの仕事術のように「仕事終了日」の設定が出来ないので、これからどういう仕事を僕がこなすことが出来るのか、人生の折り返し地点を過ぎて考えさせられます。

正直「人生は思い通りにいかない」と思います。

時間単位でできる仕事の量は、これからますます減っていくことはあっても増えることはなく、年齢に応じて課せられる仕事の量も多くなっていくことはあっても減ることはないのだろうと思います。これからは「仕事を捨てること」にも注意を割かなければならないと思っています。

ただこうやって、「できない自分」を受け入れていくのは、哀しいというよりも清々しい気持です。自分が「できないこと」を捨てていくことは、人生の断捨離を行っているようなものなのかもしれません。

これを「老い」と一般的には呼ぶのでしょうが、これから本格的にはじまっていく、「できないことを捨てていく自分」を肯定できるようなそんな人生をこれからまた始めたいと思った42歳の誕生日でした。