最後の宝くじ

午前中いつものように勉強。

充実した気分の中で、一つの科目を終え、次の科目に移る前にいつものようにメールボックスを開いたことからドタバタがはじまる。

あまり言える話題じゃないので、ぼかして書きますが、ジグゾーパズルの最後のワンピースがみつかったっぽいような話題。ひょっとすると、最後のワンピースがはまるかもしれない。

この最後のワンピースをはめるために、A君を始め、I先生、H先生、Kちゃん、Aちゃんを総動員してしまう。・・・はた迷惑だなぁ。>俺。

でもなんとか、仕事をやり終えることができた。皆様、大変ご迷惑をおかけしました。

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最後のワンピースをはめるために、仕事をして現在17日の午前3時。一旦ベッドにはいったものの眠れなくて、寝酒を一杯引っかける。引っかけながら、ネコのことを思い出して無性に泣きたくなる。

A君が我が家にやってくる午後8時前後、なじみのネコが顔をだす。黒白ブチのネコで、勝手に「ブチちゃん」と名付けたネコ。ブチちゃんはノラで、いつもゴミ箱をあさっている。今日は氷雨が降る一日だったので、生ゴミも少なかった。ブチちゃんはおなかをすかせていたのだろう。ちょっとかわいそうになって、サンマの胴より上の部分を2匹分焼いてブチちゃんの目の前に置く。

ブチちゃんは、この間までノラが使っていた皿の上から、ささっと一匹分もっていって、コンクリのうえで食べ始める。まだまだ警戒心が強いみたいで、ブチちゃんが今まで育った環境を思うと胸が痛い。

本当はノラネコにエサを上げちゃいけないということはよく知っている。でも、人間の都合で、飼ったり、捨てられたりするネコを見るととてもつらい。僕は今までの人生で多くの場面で都合良く捨てられてきたほうなので、特にそう思う。

今日の関東はやたら寒く、ブチちゃんもとても寒そう。エサをわざわざ皿から遠くにもっていく彼(彼女?)にタオルをあげても警戒して使わないだろう。

ブチちゃんの姿は、僕自身のカリカルチュアだ。捨てられて、捨てられて、誰も信じられなくなった僕自身の比喩だ。なんで君と一緒に暖かい部屋にいられないんだろうね。一人のほうが安心して眠れるなんて、どこでどうまちがったんだろうね。

雨のあがった夜、それでいてとても寒い。再びネットにつないで、後輩のブログを見る。彼のブログは家族のことがあたたかい視線で書かれている。生きる強さにあふれた彼からは学ぶことが多い。年の離れた大切な友人の一人で、多くのことを学ぶ。

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ここまで書いて、寝酒にしてはちょっと効き過ぎたと思う。肝臓が悪いこともあって、ちょっと効き目が早いみたいだ。そろそろベッドに入ることにしよう。