『公共』の資料リンク

資料的なものとして、まずは文部科学省による令和4年度(テキストでは「平成34年」と表記)以降の科目に関する要領。『公共』はpp.79-84。

・高等学校学習指導要領(平成30年告示) https://www.mext.go.jp/content/1384661_6_1_3.pdf

その改訂の経緯や参考資料も備えた解説書。『公共』の記載はpp.27-80。

・高等学校学習指導要領(平成 30 年告示)解説公民編 https://www.mext.go.jp/content/20211102-mxt_kyoiku02-100002620_04.pdf

以下は『公共』教科書出版社のリンク。各社のシラバス案が参考になる。

・第一学習社 https://www.daiichi-g.co.jp/pr/tb/5

・東京書籍 https://www.tokyo-shoseki.co.jp/kou/

・清水書院 http://www.shimizushoin.com/info_kyo/

・帝国書院 http://teikokushoin.co.jp/teacher/tangen/high/index_tan_all.html

・数研出版 https://www.chart.co.jp/goods/koukou/

・実教出版 https://www.jikkyo.co.jp/highschool/chireki/

・東京法令出版 https://toho.tokyo-horei.co.jp/kyokasyo/

・教育図書 https://www.kyoiku-tosho.co.jp/2021/03/27/843/

高専の場合は、教員が各自教科書を決定するため、国公立高等学校のように教育委員会などと関係なく、各人で決定することができる。個人的には、第一学習社の教科書が『現代社会』時代よりカッチリした作りになっていることが気に入って使っている。以前は歴史で定評のある山川出版社の『現代社会』を採用したこともあったのだが、今回の『公共』に関しては、出版しなかった様子。残念でもあり、「さもあらん」と思うところもあり。

教師用の授業案として、すでにいくつか出版がされている。教科書も発行している清水書院の熱の入れようが凄い。

・橋本 康弘 (2018)『高校社会「公共」の授業を創る』明治図書出版

・東京都高等学校公民科「倫理」「現代社会」研究会(2018)『新科目「公共」 「公共の扉」をひらく 授業事例集』清水書院

・全国民主主義教育研究会 (2020)『今日からできる 考える「公共」70時間』清水書院

・中谷常二 (2021)『討議事例から考える「公共」の授業』清水書院

それが可能かどうかは別として、討議型の授業を前提とした提案として受け止めたい。