客人

いろいろあって帰宅。夕方から鹿児島の友人Oさんが泊まりに来る。久しぶりに腕をふるって4品ほど食事を並べる。なつかしい話でもりあがり、ただただ酒を飲む。

Oさんがタバコを吸うためにドアを開けたところ、いつものノラが我が家にやってきた。いつもなら遠く離れたところから眺めるだけのノラが、今日はなぜかすりよってくる。そればかりか開けたドアからはいりこんできて、部屋の中を歩き回る。

光の下で改めて見るノラは漆黒の毛に包まれたなかなかの美人さんだった(今日雌だということが判明)。光沢のある毛はただただ「毛並みがよい」としか表現できないほど美しくそろっていて、実に気品のある顔立ちだった。ほれぼれするようなその猫をぽーっと眺める。

しばらく見とれていた後に「エサをあげなきゃ」と思い出し、おつまみの残りの唐揚げをレンジで温めて出す。が、見事「ねこまたぎ」され、見向きもしてもらえない。うーん、なにか気に障ったのだろうか。ニンニクにつけ込んだ鶏肉は彼女の口に合わなかったのだろうか。

ゆっくりとキッチンを物色した彼女はまた静かに闇の中へと消えていった。ネコに食べてもらえない唐揚げを残して・・・(T-T)。

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