信仰生活とコンピュータ

海外での信仰生活でコンピュータに大変お世話になっています。いくつかその点について書いてみました。兄弟姉妹のみなさんのお役に立てば幸いです。
【聖書の閲覧のためのコンピュータ】
まず、なんといってもコンピュータを使うメリットは、聖書の閲覧でしょう。日本コンピュータ聖書研究会いのちのことば社から『Jばいぶる』という製品を出していて、大変好評を博しています。実際私も愛用者の一人ですが、複数の聖書を相互参照することができ、大変重宝しています。

一つ一つの特徴については、いのちのことば社のホームページを見ていただくことにして、個人的に助かっている点だけを羅列します。

・一番ありがたいのは、一度インストールしてしまえば、共同訳、新改訳、口語訳、New Kings James Version、Today’s English Versionの5つの版を相互参照できるという点です。これが海外で生活するようになるとその便利さをしみじみ実感するでしょう。旅行の際に重い聖書を5冊持って歩くような酔狂なまねはできませんのでコンピュータの中に5冊取り込めるのは本当にありがたいものです。

しかし、このJばいぶるですが、机の上ででモノを書く、聖書を読む人には大変優れたソフトなのですが、単に閲覧するだけ、という場合にはあまり有用ではありません。ミサの最中にノートパソコンを開くわけにはいきませんし(そもそも、ミサの間に聖書を読むこと自体について、疑問がありますが)ね。また日常生活の中でも、紙の聖書なら、ぱぱっと開くだけですむのに、Windowsを使っている場合、Windowsを起動して、Jばいぶるを起動するだけで、速いマシンでも優に1分以上以上かかってしまうんじゃないでしょうか。朝起きると同時に、パソコンの電源を入れるというような方か、もしくは教会関係者の方で、執筆の際に頻繁に聖書を参照する必要があるという方でないと「気になった箇所をささっとめくる」のは、ちょいときびしいような気もします。そして、Mac Userには使えないのでそれもまた問題です。

※ちなみに、現在僕がとっている方法は、聖書の全データを抜き出して、xhtml形式に書き出し、MacとiPhoneに実装する、というものなのですが、これは以前購入した聖書ソフトの利用許諾下で作成したデータを基におこなっているため、現段階で同じ事をするのは難しいと思います。なんせ元データはNECのPC-9801シリーズ用のデータなので。

以前はPalmというとても優れたPDAで動く『モバイブル』というソフトがあったのですが、現在はPalm本体が販売されておりません。そして非常に残念なことに2015年4月現在で、日本語で旧約・新約聖書(共同訳)をiPhoneなどのiOSで読むことはできなくなっています。ただし、新改訳や口語訳・文語訳についてはkindleで携帯することが可能です。

正直なところ、現在iPhoneで利用できる共同訳の聖書はない状態です。

※ちなみにそれでもiPhoneで無料で読める聖書として「世界訳」バージョンがありますが、これはあのものみの塔(通称エホバ)の皆さんが勝手に訳しているバージョンです。ヘブライ語・ギリシャ語などの最古の聖書を踏まえておらず、英語版の別の聖書から書き起こしたという批判があります。また聖書学の蓄積も反映されておらず独自解釈で書かれています。

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