『諸君、夏休みだぜベイビー』

本日は本務校での夏休み前の最後の授業。

加えて、初任者研修最後の行事である公開授業も行われた。

話す内容は「マスコミと現代政治(プラス「歴史学」という科学)」というタイトルで、まぁ「得意分野」でもあり、上々のうちにすます。

まぁ、相変わらずの授業で、「のほほほほん」と終わらせた。しょっぱなから、タイトルの
『諸君、夏休みだぜベイビー』
とぶちかます。・・・こんな公開授業(繰り返しますがこれは「初任者研修」で、エライ先生方がお見えになっている)するのは世間広しといえども僕だけだろうと思う。

ところで、今まで大学で授業をうけてきて、「目から鱗」というような授業は多かったものの「教え方で学ぶべきところの多い」授業というのは、本当に少ないなぁと思う。

小中高の教師の場合は、特例を除くと教員免許が必要で、その資格をとるために教育実習などのon the jobトレーニングも相応に積んでいる。しかし、大学教員というのは、特段これといった教育のためのトレーニングを積んでいないわけで、正直なところ「自己満足」のうちに授業を進めている方が多いと思う。大学院では、「有名どころ」の先生が多かった。だが、「話がおもしろい」と「教育としてすばらしい」のとは訳が違うのだが、そのあたりをはき違えている先生というのは多かったように思う。

FD(Faculty Development:高等教育の授業改善)が大学の中で叫ばれて久しいけれども、実際のところお題目だけで終わっている事が多いんじゃないだろうか。

板書の取り方、レジュメの切り方、情報公開のやりかたなど、これからの高等教育が持つ課題は多い。さすがに危機感を覚えた大学が、初任者研修として公開授業を行う例も増えているのだが、今までの経験からすると本当にチェックしなくてはならないのは、古くから大学内にいる先生方の授業や教育態度ではないかと思ったりもする。加えて、初任者研修として終えるばかりでなく、小中高がそうであるようにどんな大御所であっても、定期的に授業を公開すべきだと思う。

今日つい笑ってしまった生徒からのコメント。
「先生は、授業中はコメディアンのようなしゃべり方なのに、研究室や部活動で会うと良家のおぼっちゃまになる」
意味不明ではあるが、コメディアンと良家のおぼっちゃまは一つの人間の特性として共存できないのだろうか、なんて思ったり。そして大好きなチャーリーチャップリンのような生き方へと一歩近づいたのかもしれないな、なんて思ったり。

・・・自分の多重人格を指摘されたような気になったり(T-T)

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